HOME » 梅毒 » どんな病気?

どんな病気?

梅毒(ばいどく)は、梅毒トレポネーマという病原菌の感染によって発症する疾患です。

性行為が主な感染経路で、梅毒にかかっている母親から胎盤を通じて感染する先天性梅毒も存在しますが、現在ではほとんどみられません。

ペニシリンが治療薬として使われるようになるまでは、世界中で不治の病として恐れられていました。

現代では、早期治療をすれば完治できます。

怖い病気、梅毒

減少していた患者数が、増加傾向に!

梅毒は古くから世界中に広く分布している疾患です。

1999年の時点で、全世界で推定1200万人が新規感染したと考えられ、その90%以上は発展途上国での感染が確認されています。

1940年代以降、ペニシリンが治療薬として使われるようになってからは発症数が劇的に減少していますが、2000年頃からまた多くの国々で患者数が増加しつつあります。

日本においても2012年に875例だった患者数が、2014年には1671例となるなど、梅毒患者が増えている傾向です。(厚生労働省調べ)

HIVと併発するケースが多く、もしも梅毒感染が疑われる場合には、HIV検査もあわせておこなうことが望ましいでしょう。

感染の原因は、性行為と母子感染

梅毒はキスを含む性的な接触によって、皮膚や粘膜の小さな傷から梅毒トレポネーマが侵入することで感染します。

発展途上国で患者数が多いのは、不衛生な環境での売春、コンドーム不使用、不特定多数の相手との性交渉などによってリスクが高まるからです。

母子感染では、胎盤を通じて胎児の段階で感染してしまうことで流産や死産の危険が増え、無事に生まれてきても内臓疾患や皮膚疾患をかかえる先天梅毒になります。

妊婦が梅毒に感染している場合、胎盤ができる前の妊娠初期の段階で治療すれば、先天梅毒の発症を防ぐことができますが、妊娠初期を過ぎると胎児死亡や先天梅毒につながります。

幸い日本においては、妊娠初期に梅毒検査が義務づけられているため、早い段階で感染の有無を知り、治療に備えることができるのです。

治療法が確立している日本においては稀ですが、梅毒は感染したまま放置すると死に至ります。江戸時代には、多くの人が亡くなる病気であったことが知られています。

なお、梅毒トレポネーマは培養が困難なため、現在でもまだ病原性の全容は解明されていません。

成城松村クリニック院長 松村圭子先生

広島大学附属病院等の勤務を経て2010年に「成城松村クリニック」を開院。婦人科専門医として婦人科検診、月経トラブルや更年期障害などの治療を行うかたわら、講演、執筆、TV出演など幅広く活躍中。
女性のトータルケアをサポートし、西洋医学だけでなく、漢方やサプリメント、オゾン療法、高濃度ビタミンC点滴療法なども積極的に治療に取り入れている。

■成城松村クリニック:http://seijo-keikoclub.com/

成城松村クリニック院長 松村圭子先生監修

デリケートゾーン石鹸トップ10を決定!デリケートゾーン石鹸ランキング

PAGE TOP