予防・改善

細菌性腟症は外部からうつる感染症ではなく、自分の腟のなかに元々いた細菌のバランスが崩れてしまった状態です。

そのため、細菌バランスが元に戻れば、おりものの増加や悪臭など気になる症状は改善します。ただし抗体ができる病気ではないので、衛生状態やストレスなどにより何度も再発することがあります。

以下は細菌性腟症の原因になりやすいといわれているものです。細菌性腟症予防のために、改善できる部分は環境を整えていきましょう。

免疫力の低下

疲労の蓄積やストレス、睡眠不足、不規則な生活などにより免疫力が低下することで、腟内の細菌バランスが崩れ、細菌性腟症を発症しやすくなります。

局部の洗いすぎ

最近、入浴時の洗いすぎやウォシュレットのビデ機能の使いすぎによって、腟内を洗いすぎることで腟内環境を崩してしまい、細菌性腟症を発症させてしまう人が増えています。

腟内は、善玉菌である乳酸桿菌の働きによって元々酸性に保たれていて、外部から細菌が入ってこないようになっています。

ところが入浴時にシャワーなどで過度に局部を洗浄することにより、善玉菌まで洗い流してしまうのです。清潔にしているつもりが、洗いすぎはかえって細菌の繁殖を招く結果になるので気をつけたいところです。

ホルモンバランスの変化

過度なダイエットやストレス、不規則な生活などによりホルモンバランスが崩れ、一時的に乳酸桿菌が腟内から減少してしまうことがあります。

乳酸桿菌の減少にともない悪玉菌が増え、細菌性腟症を発症しやすくなりますが、ホルモンバランスが整うことにより腟内環境が元に戻れば症状は治まります。

性行為の回数が多い・環境が変わった

性行為の回数が多かったり、不特定多数のパートナーがいる場合や、新しいパートナーができて性的な環境が変わった場合にも細菌性腟症が起きやすいといわれています。

性行為の回数が多いと、腟内に雑菌が入る機会が増えるので特に発症しやすくなります。また、腟内は酸性であるのに対して、精液はアルカリ性です。

避妊や性感染症を予防する意味も含めて、コンドームを使用するようにしましょう。

成城松村クリニック院長 松村圭子先生

広島大学附属病院等の勤務を経て2010年に「成城松村クリニック」を開院。婦人科専門医として婦人科検診、月経トラブルや更年期障害などの治療を行うかたわら、講演、執筆、TV出演など幅広く活躍中。
女性のトータルケアをサポートし、西洋医学だけでなく、漢方やサプリメント、オゾン療法、高濃度ビタミンC点滴療法なども積極的に治療に取り入れている。

■成城松村クリニック:http://seijo-keikoclub.com/

成城松村クリニック院長 松村圭子先生監修

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